Tagebuch von Spargel

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Julia入門~インストールからグラフ描画まで

概要

最近流行りの(?)プログラミング言語,Juliaを使い始めるにあたり,インストール,Hello world出力, そしてグラフプロットまでの流れをまとめときます.

環境

windows10 education Julia v1.1.1

Juliaインストール

以下の記事を参考にする.

qiita.com

ダウンロード

公式サイト Julia Downloads から使っている環境のファイルをダウンロードする.

今回は安定版のv1.1.1をインストールするので, Windows(.exe)の64bitをクリックしexeファイルをダウンロードする.

インストール

ダウンロードしたファイルをダブルクリックするとインストールが始まるので,終わるまで待つ.

環境変数設定

インスールが終了すると,インストール先フォルダが開く(と思う).

インストール先フォルダ/binをパスとしてコピーする. (例:C:\Users\~~~\Julia-1.1.1\bin)

コントロールパネル->システムとセキリュティ->システム->システムの詳細設定->環境変数 と移動し,Pathをダブルクリックし,新規を押してコピーしたパスを貼り付ける.

設定するパスはユーザ環境変数とシステム環境変数のPathどちらでも良いが,今回はシステム環境変数に設定している.

Julia起動

コマンドプロンプトなどで, >julia とすると以下のようにJuliaが起動する. f:id:Spargel:20190616175346p:plain

Hello world

Juliaを起動した状態で,println("Hello World")とすると以下のようになる. println()は改行付きであり,print()とすると改行なしとなる.

f:id:Spargel:20190616175835p:plain

グラフを描画する.

パッケージのインストール

Juliaではグラフの描画など機能の追加にパッケージのインストールが必要です.

インストール方法

方法1

Juliaを起動し,Pkg.add("パッケージ名")とする.

方法2 Julia起動状態で,]を押し,add パッケージ名とする.例は以下の画像

f:id:Spargel:20190616182535p:plain

パッケージ,Plotsの導入

グラフ描画用パッケージはいろいろあるが,今回はPlotsを使用する.

上記方法2で,add Plotsとすればパッケージの導入ができる. このとき同時にGRというパッケージも入る.これはPlotsで使用されるバックエンドのパッケージであり,特に気にしなくても良い.

導入したパッケージの確認

julia起動状態で,using PkgPkg.installed()とすればインストール済みのパッケージを確認できる. f:id:Spargel:20190616183005p:plain

グラフのプロット

今回は正弦波をプロットする.方法はいろいろあるが,今回は一例を示す.

# 関数の定義
f(x) = sin(x)
# xの定義
x = -2:0.1:2
# グラフ描画にはPlotsを使用する.最初は管理者権限を求められる可能性あり.
using Plots
gr()

#描画
plot(x,f)

# 以下はオプション
# 追加で書くときは,plot!をつかう(!マークをつける)
plot!(x,f,l=:dash,c = :red)
#x軸の範囲設定
xlims!((-1,1))
# 保存
savefig("plot.png")

実行はjulia ファイル名.jl

これで正弦波(の一部)がpngファイルとして保存される.保存せずにウィンドウに表示することができないのでだれか原因教えてください...(対話モードでは表示できます)

 まとめ

Juliaと仲良くなりたい